Ajaxイン・アクション

Railsのおかげで、サーバサイドのプログラムをとてもシンプルに作れるようになりました。けれど、Ajaxでリッチクライアントを作ろうとすると、クライアントサイドのプログラムがどんどん汚くなってくるという落とし穴が。リッチクライアントの場合、サーバからブラウザにサーバサイドのMVCモデルの一部が一時的に委譲される訳ですが、これは単なるサーバサイドプログラムのコピーではなく、サーバ-クライアント間の同期を取ったり、JavaScriptとDOM操作という環境などいろいろな点で違いが出てきます。こうなると、クライアントサイドのための設計の考え方やフレームワークがないと、サーバサイドはきれいに書けてもクライアントサイドはぐちゃぐちゃになります。

ということを、ぐちゃぐちゃになったソースコードを前に実感してから数ヶ月。『Ajaxイン・アクション』の翻訳版が出ていました。
Ajaxイン・アクション
Ajaxクライアントの設計技法について書かれているようなので、これこそ私が待ち望んでいたものかもしれません(まだ、一章の途中までしか読んでないけど)。この本を読んだら、作りかけてやめたアプリを作り直してみようかな・・・